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【わいくておとなしい動物ではない!】パンダについての5つの誤解

【わいくておとなしい動物ではない!】パンダについての5つの誤解 人民网日文版
2015-09-07
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导读:米紙「ワシントン・ポスト」の電子版は8月28日、「パンダはかわいくておとなしい動物」などの5つの誤解を説明す

米紙「ワシントン・ポスト」の電子版は8月28日、「パンダはかわいくておとなしい動物」などの5つの誤解を説明する記事が掲載された。

1パンダはかわいくておとなしい動物


パンダの赤ちゃんを抱いて大喜びしている人の画像を見ると、パンダはかわいくておとなしいと感じる人も多い。ただ、パンダはクマ科の動物で、凶暴な一面もあることを忘れてはならない。パンダには牙があり、爪も鋭い。そして、4本足と下アゴの筋肉は発達し、危害を加える能力を十分持っている。通常、パンダがいるおりには、飼育員も入らない。そして、大人のパンダは、大人のクマを抱くのと同じであることを知っている。


2パンダは繁殖能力が低い

米国国立動物園で飼育されているパンダの夫婦「玲玲」と「興興」が産んだ赤ちゃんは、20年でわずか5匹。しかも、その5匹も全て死んでしまった。

このような状況から、パンダが絶滅の危機にさらされているのは繁殖能力が低いからではと感じる人も多い。また、性欲がなく、繁殖に興味を示さないとも言われている。だが、自然に生息しているパンダの繁殖能力が低いことを示す証拠はない。


3飼育されているパンダは少ない

中国のパンダ繁殖機関は、たゆまない努力を続けている。例えば、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に行くと、1日で50匹以上のパンダを見ることができる。この成功例があるため、国際自然保護連合(IUCN)は、飼育するパンダの目標数を300匹から500匹に上方修正した。


4パンダは普通のクマではない


「パンダ」という名前が世界中で一躍有名になったのは1869年。その後、パンダは、クマ科、アライグマ科、パンダ科などに盛り込まれたものの、1980年代になって、遺伝子が分析された結果、ジャイアントパンダとレッサーパンダに区分され、前者はクマ科に、レッサーパンダはアライグマ科に分類された。


5パンダはなまけもの

動物園で見ると、パンダは気持ちよさそうに寝ていることが多いだろう。パンダはほぼ1日中、竹を食べている。パンダの動きはおそいものの、持久力は強い。365日1日19時間竹を食べる。また、自然の生息地において、パンダは季節によって、地形が険しい山の中腹を移動する。10キロ以上歩いて、高い山を越えたという報道もある。そのため、パンダは「なまけもの」というのは誤解で、のんびり生活しているだけの話だ。


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