
中国の「婚姻法」は、「結納」について触れていないものの、中国の男性は結婚しようと思うと、女性側に結納金を渡さなければならない。では、海外では、母親は、娘の結婚相手にどんなことを求めるのだろう?
中国:高い結納金もあれば裸婚もあり

結納金の額については、中国でも地域によって異なる。もちろん、お金がなくても二人の仲さえよければ良く、結納金はいらないという人も数多くいる。
話しを有利に進められるよう、周到な作戦を立てる男性もいる。例えば、韓国のイケメン俳優イ・ミンホ似の日本人男性が最近、結婚を希望する上海の女性の両親から、「婿養子になる、5年以内は日本に帰らない」などの条件を突き付けられたものの、受け入れ、すぐにダイヤの指輪を買いに行って、ひざまずいてプロポーズした。それを阻止しようと、女性の両親が駆け付けた時、女性は既にプロポーズにOKを出していた。
韓国:高い娘婿の地位

韓国では、女性側の母親の立場は、中国ほど高くない。女性側の母親は、娘が嫁げば、夫が娘を養う責任を果たさなければならないと考えているため、娘婿に非常に敬意を持って接する。そして、娘は嫁ぎ先でサポート役として、エプロンを着て家事の手伝いをしなければならないと考えられている。また、娘の夫が家に来るとVIP待遇となり、前もってサムゲタンを準備する。
娘婿に何か言いたいことがある場合でも、母親は直接ではなく娘を通して言う。結婚後も、娘婿に対して敬意を持って接し続ける。
日本:母親が娘婿とトラブルになることはなし

日本では、多くの女性が、娘の嫁ぎ相手として、高收入で安定した仕事に就き、優れた品格の男性を望むなど、中国とも似ている。
日本人の性格からすると、娘婿に不満があっても、事を荒立てることはせず、会うのを避けるなど、距離を開けて接するようになる。
日本の男性は結婚後も、妻の母親の顔色をうかがうことはしない。日本では、家族の各成員が経済的に独立しているため、いつの間にかトラブルも減っているのだ。
フランス:離婚率が高く両親はノータッチ

フランスでは、結婚前に、母親が娘に、相手をあれこれ評価し、アドバイスする。しかし、それらが採用されるかは、娘にかかっている。
その他、フランス人の母親は娘の結婚についてあまり心配しない。その主な原因は、離婚したとしても、シングルマザーには補助金が支払われる経済保障システムがあるからだ。
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