
抗日戦争勝利ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念するため、9月3日に北京で軍事パレードが行われる。実施まで1日を切り、各準備作業に全力で当たっている。
9月1日から5日まで北京市内全域で国旗掲揚

9月1日から5日まで市内全域の道路、コミュニティ、機関・会社などで国旗を掲げ、天安門広場周辺の高層建築物は彩色旗を掲げる。9月2日から5日まで景観地をライトアップし、そのうち2日と3日は北京市内全域における景観地のライトアップをを重大な祝日レベルに引き上げる。
環境の美化に取り組む

今回の記念式典は3000か所のトイレを配備する。軍事パレード当日、天安門地区とパレード沿線のトイレは平均24人に1つ、また昇降式のバリアフリートイレ車を用意し、高齢の元兵士が使いやすいよう配慮した。また軍事パレード当日、天安門広場前の石畳で観閲を受ける兵士の行進で粉塵が起こらないように整備した。
抗日戦争勝利70周年記念の花壇が完成

北京市花木有限公司による天安門広場の抗日戦争勝利70周年記念花壇工事が8月26日午前0時、全て終了した。今回の天安門広場の花壇は主に人民英雄記念碑周辺のイブキによる花の帯、人民英雄記念碑北側の長城を模った花壇、広場の東西の花と緑の柱、ブーケ、花の帯、広場東西の側道に80セットの花の鉢植えという4つの部分が含まれている。中でも長城を模った花壇は総敷地面積3000平方メートルで、2セットの花壇はそれぞれ東西に長さ60メートル、南北に幅25メートルだ。イブキ、ブーゲンビリア、アカマツなどの大型植物3000株、小型の花卉7万鉢、観賞石とイミテーションの観賞石1200平方メートルに及んでいる。
プレスセンターが対外業務開始

中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年紀念活動のプレスセンターが8月27日、対外業務を開始した。プレスセンターは北京梅地亜中心(メディアセンター)ホテルに位置し、記念活動取材のために北京を訪れる、香港特別行政区・マカオ特別行政区・台湾地区や諸外国からの報道関係者を対象に、取材許可証の発行業務や取材申請の受理、記念行事への出席手配を行い、記者が取材・報道をスムーズに進められるよう、利便性の高い情報サービスや必要とされる技術面での保障を提供する。
今回の紀念活動は各国のメディアからも注目を集めており、現在までに取材登録を済ませた国内外の記者は3700人、うち、国外記者と香港・マカオ・台湾の記者は1500人以上に上る。
警戒体制を最高レベルへ

中国人民抗日戦争ならびに反ファシズム戦争勝利70周年記念の軍事パレードを間近に控え、8月20日から北京市内の各幹線道路、コミュニティ、ショッピングセンターなどの人の出入りが激しい場所において、赤い腕章を付けた85万人の民間保安隊が警察と協力して保安任務に当たっている。
ナンバープレート末尾の奇数・偶数による通行規制

中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念イベントに備え、今月20日から9月3日までの期間、同市行政区域内において、自動車を対象に交通規制を実施し、公共交通機関の正常な運行を確保する。
排出量削減暫定措置を強化

8月28日午前0時から9月5日午前0時までの期間、北京市、天津市、河北省、山西省、内蒙古(モンゴル)自治区、山東省、河南省統一で排出量削減暫定措置の強化を実施している。同エリアの汚染物排出量を前年同期比で30%以上削減し、中でも北京市は40%以上に達し、抗日戦争記念イベント期間の大気の質を確保する。この暫定措置は2014年APEC会議期間に実施されたものを踏襲している。
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