

国慶節(10月1日、建国記念日)の大型連休期間中、約40万人の中国大陸部の観光客が日本へ旅行に出かけ、約1000億円を消費した。
中国大陸部から40万人の観光客が日本へ、春節期間を初めて上回る
国慶節の連休中に日本を訪れた旅行者数は中国国内においては未だ発表されていないが、日本観光産業協会の松井理事によると10月1日~7日の間に日本を訪れた中国大陸部からの観光客数は40万人と予想され、初めて春節(旧正月)期間中を超え新記録を樹立した。
日本を訪れる中国大陸部からの観光客増加に伴い、日本に住む大勢の中国人も専門の旅行社を開業し始めている。安徽省出身の中国人、王耀華さんは2011年に東京で旅行社を開業し、主に中国人団体客のインバウンド業務を行なっている。3年の間に当初6人だった従業員の数は現在10人に増え、今では毎年2万人の中国人観光客の受け入れが可能という。王さんは取材に対し「今年の国慶節の大型連休中、14グループの中国人団体客を迎え、人数は400人を超えた」と話す。
日本で10年以上にわたりツアーコンダクターをしている劉芳芳さんは、「日本観光産業協会から得たデータによると、国慶節の連休中に中国大陸部からの観光客が日本で消費した合計金額は約1000億円に達した」と話す。

外国人観光客、日本のGDP0.1%アップに貢献
日本政府観光局が7月22日に発表した推定データによると、今年上半期に日本を訪れた外国人観光客の数は延べ913万9900人に達し、昨年同時期のピーク(延べ約625万8500人)の1.5倍となった。上半期の中国大陸部からの観光客は延べ217万8600人で、日本を訪れる外国人観光客の4分の1近くを占め、首位に立っている。
世界規模で付加価値税(VAT)のリファンド・サービスを行うグローバル・ブルー社の今年5月のデータでは、訪日外国人観光客数は20年来で最高水準に達し、十数年にわたって経済停滞からの脱却を試みる日本に対し、国内GDP0.1%上昇に貢献した。
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