

料理をテーマとした中国のドキュメンタリー番組「舌の上で味わう中国」が人気になり、多くの人にとって中国料理の特徴を再確認する機会となった。では、キッチンや食卓においても、中国の特徴があるのだろうか?
世界最大の家具販売店・イケアがこのほど、「中国の都市の人々の家にいる時の生活報告」を発表し話題になっている。イケアは、中国の北京、上海、広州(広東省)など5都市の25-45歳の1500世帯を対象に、キッチン内外の生活状況や食事の習慣などを調査した。
●食事のスピード:中国の家庭の料理にかける時間は、1食あたり、平日で30分以下。回答者の3.5%は、「15分」と答えた。また、食事にかける時間は、平均20分。回答者の10%が「15分」で夕食を食べ終えると答えた。
●調理道具:中国の家庭には平均まな板2枚、包丁3本、鍋4個、家電4台、調味料の缶8本、食器11セットがあった。
●料理:回答者の29%が、「他の人と一緒に料理をすると、自分についてよくしることができるのが収穫」、44%が「家族と一緒に料理をすると、自分で作るより楽しい」と答えた。
●誰と食事をするか:回答者の42.3%が「テレビを見ながら食事をするのが習慣」と答え、テレビに近い客間で食事をするのが好きな人が多かった。
●自宅で食事をする理由は?:同調査では、自宅で食事をするのが好きな人のうち、60.3%が「健康のため」、47.2%が「食品の安全を考えて」と答えた。一方、「節約のため」との回答は31%だった。
●植物栽培:自宅で植物を栽培している世帯は全体の80%以上を占めた。栽培しているものは、花や観葉植物(68%)のほか、27%が「調味料になる植物」、21%が「野菜」、15%が「果物」と答えるなど、多くの家庭が料理に使える食材を自分で栽培していることが分かった。回答者の6割が自分で食べる物を栽培して食べていることになる。
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