習主席 イラン核問題の6カ国協議に出席
習近平国家主席は1日、米国ワシントンD.C.で、イランの核問題について話し合う6カ国協議に出席し、重要演説を行った。習主席は、「イラン核問題で全面的な合意を達成したのは得がたい一里塚であると同時に、その執行任務は重大で道は長い。関連各国は政治的約束を守り、外部からの干渉を排除して、全面的合意が執行されるよう確保しなければならない」と述べた。中国は各方面とともに、世界的なセキュリティ・ガバナンスの促進の上に新たな貢献をしていきたい」と強調した。協議では、国際原子力機関（IAEA）の天野之弥ゆきや事務局長がイラン核問題の全面的合意の執行状況を報告した。
「ネット有名人経済モデル」誕生
モバイルインターネットの発展に伴い、誰もがネット中継できる時代を迎え、ネットで有名人になることもますます容易になっている。そして今、ネット上の有名人がお金を稼ぐという経済モデルが誕生し、いずれ一つの職業としてごく当たり前に存在するようになると予想されている。ネット通販の専門家は、今やトレンドは雑誌ではなくネットの有名人から生まれると指摘する。今後は、先進的な中継プラットフォームとフォロワーを抱える質の高いネット有名人のプロデュース役が広告投資の主流を担い、実物商品のネット通販を誘導する巨大な潜在力をもつようになるとみられる。
鴻海 シャープを3888億円で買収
台湾の鴻海ホンハイグループは、計3888億円でシャープの株式の半数以上を取得する計画を発表した。鴻海は今後、代理製造分野で発言権を高めたい考えで、そのためにもシャープ買収が歩むべき一歩になることは間違いないと指摘されている。鴻海グループはPC、通信、電子消費財分野で世界最大の代理製造企業で、傘下の富士康フォックスコンは米アップル社のiPhone）やiPadの主要代理製造メーカーとなっている。鴻海は早くも2012年にはシャープへの出資計画を模索し始めていた。
清明節連休旅行 中国人の「新常態」に
中国の複数の旅行予約サイトは4日、「2016年清明節小型連休旅行報告」を続々と発表した。発表によると、清明節連休中における中国人の旅行願望は高まりをみせており、連休3日間の旅行者数は前年同期比の3.6倍に上った。中でも、周辺国・地域への海外旅行の人気も高まりをみせており、国別でみると、タイと日本が最も人気で、日本は花見シーズンとも重なって、多くの中国人が日本へ「お花見ツアー」に出かけた。クルーズ船で日本・韓国を訪れた中国人観光客も多く、清明節連休中に日韓短距離クルーズ旅行に出かけた中国人は、前年同期比70％以上の増加となった。
姚明氏がNBA殿堂入り
バスケットボールの殿堂入りメンバーが４日に発表され、ＮＢＡで活躍した姚明（ヤオミン）、シャキール・オニール、アレン・アイバーソンといった元選手含む１０人が新たに選出された。姚明は2002年から2011年の9年間、ヒューストン・ロケッツでプレーし、オールスターゲームに8回選出され、現役中の通算成績は、1試合平均19得点、9.2リバウンド、1.9ブロック、1.6アシスト。姚明は中国エリートアスリートの草分け的存在、バスケットボールが中国に大々的な普及にもつながっている。
作家・曹文軒氏が国際アンデルセン賞受賞
中国の児童文学作家・曹文軒氏が4日、イタリアボローニャ国際児童図書展にて、国際アンデルセン賞を受賞した。同賞を中国人作家が受賞するのは初めてとなる。国際児童図書評議会(IBBY)により1956年に開設された国際アンデルセン賞は、「児童文学のノーベル文学賞」と呼ばれ、世界の優秀な児童文学作家やイラストレーターに隔年で授与される。1954年生まれの曹氏は、江蘇省出身で、これまで宋慶齢文学賞金賞、金鶏賞最優秀脚本賞など多くの受賞経験がある。
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