
春節(旧正月。今年は2月8日)が間近に迫り、帰省のためにすでに出発した人も多いだろう。まだ帰省していない人も、帰省切符を買い、準備を整えているに違いない。ビッグデータから年越しをめぐって人々の頭を最も悩ませる問題や、帰省して周囲の人々から聞かれるのが怖い質問の数々についてみてみよう。
〇中年層と青年層、一番悩むのは「夫婦どちらの実家に帰省するか」

懐具合がどうであれ、帰省して新年を迎える。中国の伝統的習慣の中でも、故郷で年越しをすることは、ごく当たり前のことになっている。だが、時代の移り変わりにともない、「夫婦どちらの実家に帰省して年越しするか」は、多くの人々の頭を悩ませる問題となっている。
百度検索データによると、旧正月が近づいた1月15日から29日までの半月で「どこで年越しをするか」に関する検索件数は延べ6千万件を上回った。話題に上ったトピックス・トップ3は順に、「どこで年越しをするか(延べ2942万件)」「誰の実家に帰るか(延べ1687万件)」「お見合いをしなければならないか(延べ1201万件)」だった。これらの選択に迫られた人々は、21歳から50歳までの中年・青年層に集中した。
〇「誰の家で新年を迎えるか?」高学歴者ほど相談を重ねる傾向

一家一同集まれるのはもちろん一番理想的だが、それが叶えられない場合、当事者である夫婦は、どちらの実家に帰って年を越すのかについて、とことん話し合う必要がある。百度検索の「誰の家に帰って新年を祝うか」という話題において、最も多かったキーワードは、「妻の実家に帰る」「夫の実家に帰る」「毎年夫婦がそれぞれ自分の実家に帰る」「1年ごとに順番にお互いの実家に帰る」だった。面白いことに、「毎年夫婦がそれぞれ自分の実家に帰る」「1年ごとに順番にお互いの実家に帰る」を検索したネットユーザーのうち、大学院修士以上の学歴の人が半数近く(44.67%)を占め、大学院博士以上(27.79%)がそれに続いた。高学歴のカップルは、「公平さ」を重視する傾向にあるようだ。専門家も「夫婦双方が1年ごとに順番にそれぞれの実家に帰る取り決めが最善の方法であり、どちらにとっても有益だ」との見方を示した。
〇「実家に帰ると結婚を急かされる」若者にとって最も恐ろしい年越し

誰の家に帰って年越しをするかも大問題だが、帰ったら帰ったで、また別の問題が待ち受けている。百度検索データによると、今年1月15日から29日まで「年越しをめぐる悩み」の検索件数は延べ5286万件に達したが年越し帰省が怖いと答えた年齢層は、19歳から33歳に集中していた。
これらの若者は、実際どんな悩みを持っているのだろうか?奇虎360の検索データ「春節中に年長者から最も頻繁に聞かれる十大質問(下記)」に多くの若者が共感することだろう。
・恋人がいる?
・もう結婚した?
・子供はできた?
・2人目は?
・マイホーム・マイカーは買った?
・いつ結婚するの?
・いつ子供を持つの?
・どんな仕事をしているの?お給料は?
・どうしてまだ恋人がいないの?
・お腹の子供は男の子? 女の子?
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