
昨年、科学バラエティー番組「最強大脳」で初の中日対抗戦が行われた際、中国チームは1対3で敗北。18日夜に行われた今年の中日対決は双方にとって意外なことに引き分けという結果になった。
初戦はゲーム界の「黄金の指」と呼ばれる日本人選手の吉備弘純さんがその実力を発揮。初戦相手の呉淞昊さんとの実力差は明らかで、3回の対決いずれも中国チームが敗北という結果に終わった。吉備さんに比べ、試合経験の少ない呉さんがやや緊張している様子を見せる一方で、経験豊富な吉備さんは次々クリアしていき、日本チームは余裕で1ポイントを獲得した。
2回戦は中国チームのリーダー・王昱珩さんと青木健さんとの対決となった。中国で人気のアイドルグループSNH48が初めて日本のアイドルグループNMB48とコラボして、最も萌えな出題者となり、732個のキスマークからなる「唇唇欲動」プロジェクトを手に登場。選手たちはメンバーの唇を観察し、732個のキスマークの中からメンバーのキスマークを探し出す。
試合前、リーダーの王さんは誰もが驚く決定をした。昨年の日本との対戦同様、31人のメンバーのキスマークをチェックすることを放棄したのだ。そのため、1試合目は敗北。審査員も王さんのこの行為に疑問を示したが、試合が進む中で、王さんはたった9分ちょっとで挑戦を終え、残りの時間と再チェックのチャンスを放棄しながらも、最終的に全問正解という見事な成績で中国チームに1ポイントをもたらした。

2回の試合を終えた時点で、中日両チームはそれぞれ1ポイントを獲得し、最後の「暗算決戦」でこの試合の勝敗を決することになった。前回その信じられないほどの暗算スピードで会場の人々を驚愕させた日本の小さな暗算の魔女・辻窪凛音さん率いる日本の最強チームが再び登場。また彼女にとって憧れの存在である日本暗算界で最強の実力を誇る土屋宏明さんもチームに加入。中国チームも秘密兵器として、暗算の女王・陳冉冉さんが加入。陳さんは8年前に暗算のギネスブック世界記録を破ると、学業に専念するため、暗算界を引退した。8年後の現在、前回の中日暗算対決で日本に惜敗した中国を見て、今回の参加を決定した。
「フラッシュ暗算競技」と「2桁以上の掛け算・割り算早押しクイズ」の2つの対戦で中日両チームは1勝1敗の引き分けとなり、このすばらしい対決で中日暗算界の最高の実力を見せつけた。中日両チームの引き分けという結果を受けて、国際審査員は事前に準備していた「追加問題」を使用。しかしさらに意外だったのは陳さんと土屋さんの追加問題の正解数も全く同じとなり、またもや引き分けになったことだ。最終的に国際審査委員であるロバート氏の決定で、陳さんと土屋さんは同時に脳王の候補者となり、最終の脳王争覇戦への参加が認められた。
おススメ
【奮闘】日本人と結婚し日本料理店4軒経営する男性のサクセスストーリー
【哲学】日本ドラマ「わたしのウチには、なんにもない。」が断捨離指南
本微信号内容均为人民网日文版独家稿件,转载请标注出处。







