【ふりがな・音声付き】西日本豪雨から1ヶ月、帰宅待ち望む被災者たち

7月上旬(がつじょうじゅん)の西日本豪雨(にしにほんごうう)からすでに丸(まる)1(いっ)ヶ(か)月(げつ)が過(す)ぎた。NHKの報道(ほうどう)によると、豪雨(ごうう)による死者(ししゃ)は現在(げんざい)までに219人(にん)に達(たっ)しており、行方不明(ゆくえふめい)者(しゃ)は今(いま)なお11人(にん)。現在(げんざい)も3600人以上(にんいじょう)が避難所(ひなんじょ)での生活(せいかつ)を強(し)いられている。

日本(にほん)の気象庁(きしょうちょう)は7月(がつ)6(むい)日(か)から8(よう)日(か)にかけて、西日本(にしにほん)11府県(ふけん)に最高(さいこう)レベルの豪雨警報(ごううけいほう)を発令(はつれい)。豪雨(ごうう)の影響(えいきょう)で洪水(こうずい)、土石流(どせきりゅう)、山崩(やまくず)れなどの二次災害(にじさいがい)が発生(はっせい)し、建物(たてもの)や道路(どうろ)、堤防(ていぼう)などのインフラに深刻(しんこく)な被害(ひがい)を与(あた)えただけでなく、各地(かくち)で断水(だんすい)・停電(ていでん)が生(しょう)じ、交通(こうつう)・物流(ぶつりゅう)・通信網(つうしんもう)にも甚大(じんだい)な影響(えいきょう)を与(あた)えた。

日本(にほん)では30年(ねん)ぶりとなったこの深刻(しんこく)な大雨被害(おおあめひがい)は、7月(がつ)24(にじゅうよっ)日(か)に「激甚災害(げきじんさいがい)」に指定(してい)された。被災地(ひさいち)の再建(さいけん)と行方不明者(ゆくえふめいしゃ)の捜索活動(そうさくかつどう)は現在(げんざい)も続(つづ)けられている。

被害(ひがい)が深刻(しんこく)だった岡山県(おかやまけん)では、今(いま)も2297人(にん)が帰宅(きたく)できていない。一日(いちにち)も早(はや)く帰宅(きたく)し、日常生活(にちじょうせいかつ)を再開(さいかい)させることが被災者(ひさいしゃ)たちにとって最大(さいだい)の願(ねが)いとなっている。

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