もうすぐ7連休の中国　おすすめの映画7本はこれ！

コメディー劇団「開心麻花」が手掛ける第4作目となる映画「李茶的姑媽」は、今年も国慶節に合わせて公開。同作品も、「開心麻花」で大ヒットした舞台劇を映画化しており、新人俳優・黄才倫（ホワン・ツァイルン）を抜擢し、大ヒットが期待できる作品となっている。

同作品で、沈騰（シェン・トン）演じる牧師は気が乗らないものの黄滄海、傑瑞、李茶という3人の結婚式の司会を務め、「開心麻花」のメンバーである常遠（チャン・ユェン）もかっこいいバーテンダーを演じ、爆笑ネタを披露している。

「影」は、張芸謀監督の「長城」に続く古代アクション映画で、8歳の時に誘拐され、影武者として秘密裏に特訓を受けてきた男が、さまざまな試練を乗り越えながら自由を求めるストーリー。

主演俳優・女優には張監督の映画にこれまでも出演経験のある鄧超（ダン・チャオ）や孫儷（スン・リー）、鄭愷(チェン・カイ）、王千源（ワン・チェンユェン）、胡軍（フー・ジュン）など豪華キャストが揃っている。

　周潤発（チョウ・ユンファ）と郭富城（アーロン・クォック）という2大スターが共演し、荘文強が監督と脚本を務めた同作品。荘文強監督はこれまでにも「無間道」シリーズや「頭文字D」シリーズ、「窃听風雲」シリーズなどの脚本を務めており、脚本とストーリーさえ面白ければ、周潤発と郭富城がその面白さを十分に発揮してくれるのは間違いない。同作品では、偽札をめぐる警察とマフィアの争いを軸にストーリーが展開される。

包貝爾（バオ・ベイアル）がメガホンを取り、文章（ウェン・ジャン）が主演のコメディアクション「胖子行動隊」は9月30日に中国全土で公開予定。

同作品は、正統派スパイ映画とは真逆のデブが主役のスパイ映画で、太っていることに劣等感を抱いているという設定で、親しみが持てる。文章が演じるスパイ「J」と、包貝爾演じる警備員・郝英俊が、特殊なミッションを遂行する過程で、泣くに泣けず笑うに笑えないハラハラドキドキのエピソードに次々と遭遇する。

国慶節連休中に上映される映画としては唯一、リアルな女性をテーマに描いた作品で、今年の上海国際映画のコンペティション部門にノミネートされたほか、中国長春映画祭と山一国際女性映画展のオープニング作品にも選ばれた。

姚晨（ヤオ・チェン）演じる李捷と馬伊琍（マー・イーリー）演じる孫芳は、全く境遇の異なる2人の女性。子供のために必死に働くものの、仕事と家庭をうまく両立できない李捷は、家政婦の孫芳を雇うものの、彼女に娘を連れ去られてしまう。そのことで前夫に叱責され、苦難に満ちた娘探しの旅が始まるが、李捷は決してあきらめることなく、八方手を尽くし娘を探し出そうとする。

　国慶節連休中に上映される映画の中で、数少ない子供も楽しめる作品。30品種以上、合計273匹のイヌが登場するこの作品には、たくさんのアイドルも出演しており、ハラハラドキドキのシーンから心温まる感動のシーンまで楽しめる。至る所に危険が潜む環境で、ワンちゃんたちはIQとEQをいかんなく発揮し、自分の命を守るために奮闘するその姿は、ほほえましいだけでなく、とてもかしこく、おもわず拍手喝采したくなってしまうに違いない。

賈監督の最新長編作品「江湖児女」は国慶節連休中も引き続き上映される。

時は2001年、山西省大同市のモデルの巧巧とタクシー会社の社長・斌哥は恋人同士。斌哥は毎日友人と遊びまわる日々を送っている一方で、巧巧は早く結婚したいと思っている。ある時、街でライバル会社に襲われた斌哥を守ろうと、巧巧は拳銃を打ち、懲役5年の刑を言い渡されてしまう。巧巧は出所後、一からやり直そうと斌哥を探すが、予想外の展開が待ち受けていた。