
近年、査証(ビザ)発給要件の緩和及び円安を背景に、日本へ向かう観光客が増加中で、日本は最も人気の旅行先の一つになっている。「長期の休暇を取れないけどいろんな所が見たい」という人にとっては、見所が多い「関西」に5-6日間旅行に行くというのがベストな選択かもしれない。南方日報が報じた。
桜や紅葉、夏休み、さまざまな長期休暇など、混雑する時期を避けて、秋の終わりから春節(旧正月、今年は2月8日)前の今の時期に日本旅行に出かけるのは経済的に割安な選択。週末と有給休暇を組み合わせるなどして、日本の関西地方に出かけるのはどうだろう。
飛行機の優雅な離着陸を眺められる空港

中国から名古屋に行く、または名古屋から中国に戻るとすれば中部国際空港のスカイデッキで、青い空の下に、海が広がり、飛行機が優雅に離着陸している美しい景色が堪能できる。スカイデッキに来てゆっくりとその景色を眺める地元の人の姿も少なくない。友人を見送りにやって来た時に、スカイデッキから友人が乗る飛行機に向かって手を振る人の姿も多い。
名古屋にある近代的な工業の雰囲気漂うもう一つの観光スポットには1999年にオープンしたトヨタ博物館があり、約100年間の自動車の歴史をテーマに、トヨタ車だけでなく19世紀末から20世紀にかけて製造された各国、各メーカーの自動車が体系的に展示されているほか、モータリゼーションの歩みも紹介されており、自動車ファンにとってはたまらない場所だ。
神聖な雰囲気漂う街

名古屋で1-2日過ごし、お寺や神社がたくさんあり、魅力のある街・京都に向かうといい。全てのお寺や神社を見て回るというのは無理だが、その手入れの行き届いた絶景が広がる日本庭園などは、思わず時間の流れも忘れて足を止めたくなる場所だ。
古い街並みを残す二年坂と三年坂に行くと、昔の日本へタイムスリップしたような気分に浸ることができ、その隣の祇園で、舞妓に遭遇できれば、そのムードはさらに強くなる。世界的に有名な歴史ある街京都に、2、3日にいるだけでは、「堪能」するには短すぎることは明らかだ。
鹿が有名

京都から電車に乗って行ける奈良も歴史ある街。京都と同様、お寺や神社、歴史的文化財などがたくさんあり、日本人の「精神的故郷」とも言われている。
奈良と言えば、奈良公園の鹿。鹿の由来については、鹿は春日大社の神使であり、春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が神鹿に乗ってやってきたと伝えられる。
バタバタした旅行になるかもしれないが、関西を代表する「名古屋」、「京都」、「奈良」の3地を巡ると、日本の公共交通機関を知り、関西の輪郭を知ることができるだろう。そして、将来、これらの地をじっくり旅する基礎とすることができるだろう。
飛行機のチケット:現在、広東省広州市からも名古屋や大阪に向かう直行便が多く出ている。しかし、値段が高いことが多いため、まず香港に行って格安航空会社(LCC)に乗ると、飛行機代をかなり節約できるだろう。
ホテル:京都は人気観光地であるため、オフシーズンであっても、前もってネットで予約しておいたほうがいい。特に、日本らしい和式の部屋に泊まりたいというなら、数に限りがあることが多いため、行き当たりばったりよりも、必ず予約しておいたほうがいい。
交通:日本の公共交通機関は発達しているものの非常に複雑。そのため、日本で人気の鉄道・バス経路検索アプリ「乗換案内」がおすすめだ。その他、各鉄道会社が、外国人観光客を対象に、乗り放題切符などを販売している。例えば、近鉄電車は、乗車開始日から5日間有効の乗り放題切符を販売しており、名古屋、京都、奈良、大阪の旅にはとても便利だ。
美食:街中のラーメンやお茶漬け、お寿司などは食べてみる価値あり。おいしく、値段もそれほど高くない。
インターネット:日本に行くなら必ずwifiが使えるように手続きしておこう。日本のインターネットは速度も速く、値段も安い。空港や配送を使って、機器の受け取り・返還ができるため、非常に便利だ。
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