

「『中国語コーナー(漢語角)』は日本や世界で中国文化を効率よく発信できる場所だ。『中国人がいるところに中国語コーナーあり』というのは世界中国語コーナー連盟が期待しているところでもある。私達は東京の中国語コーナーでより多くの日本人を中国のファンにしていきたい」。これは3月22日、東京「日曜中国語コーナー」の創始者である段躍中氏が取材に対して語った言葉である。
2007年8月、段さんが東京初の「日曜中国語コーナー」を池袋に創立して以来、毎週日曜日になると池袋西口公園には中国語を練習する日本人が集まっており、9年という時を経て発展してきた中国語コーナーは現在すでに延べ2万人余りが参加したという。
また段さんは、「最初始めた時は中国語や中国が好きな日本人を増やすために相互交流のプラットフォームを開設したいと思っていたが、日本に住む留学生、中国系の人々も日本語を練習して、日本を知る必要があるという双方向の需要があることが次第にわかってきた。そこで『日本語コーナー』も誕生した」と話す。
さらに段さんは、「参加した日本人には中国人留学生、中国籍の人との交流を通して中国をより一層知り、中国を好きになって欲しい。中国語コーナーは相互学習、友人を作る場としてだけでなく、中日民間交流という非常に大事な意味があり、橋渡しとしてのプラットフォームでもある」と語る。
「活動に参加している人だけでなく、ここを通り過ぎる多くの日本人が活動を見ているうちに引き込まれ、進んで参加しており、東京の『日曜中国語コーナー』は既に有名な活動になっている」と段さん。9年の間に、彼は中国と日本の友人と共に広島中国語コーナーなど多くの地域で中国語コーナーを設立してきた。段さんの目標は100か所の中国語コーナーを日本に設立することだ。
日本での25年、段さんは出版、翻訳学院、作文コンテスト、中国語コーナーなど多くの分野に関わってきたと同時に、日本の大学において中国語を教えており、日本人が中国を知るためより良い環境を作り出している。
湖南省出身の在日中国人として段さんは、「湖南出身者は故郷を愛し、故郷を応援するのは当然のことである。私達はどこにいても湖南の書画、湖南のお茶、湖南の食べ物をPRしている。湖南が好きな人は日本にはたくさんいるので、彼らを湖南のファンにかえなければいけない」と語る。
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