
今年も卒業シーズンが到来した。大学生の就職活動もラストスパートの段階に入った。では、今年の大学学部卒業生の就職状況はどうなっているのだろう?最も人気がある業界は?就職と起業、卒業生たちは何を捨て、何を選ぶ選択をしたのだろう?最新調査データをもとに、一緒に紐解いてみよう。

大学卒業生の就職事業は、中国大学教育における重要任務の一つである。調査によると、2016年度大学卒業生の卒業半年後の就職率は91.6%と、2015年度(91.7%)とほぼ同レベル、2014年度(92.1%)よりやや低かった。卒業生のうち、就職した人と自分で起業した人の割合は、例年とほぼ同じだった。
〇専門学科から専門業界へ



〇満足度を左右するのは報酬
就活で何よりも重要なことは、自分が希望する業務内容の仕事に就くことだ。調査結果によると、2016年度大学卒業生の就職満足度は65%と、2015年度より3ポイント高かった。「低収入」と「キャリア発展の見込みが少ない」ことが、大学卒業生が就職の現状に満足していない最も大きな原因だった。


〇新たな活路を「創る」
起業は大学卒業生にとって、卒業後に進む選択肢の一つである。数年前から、大学卒業生が自分で起業する割合は安定傾向を呈しており、2016年度卒業生の場合、この割合は3.0%だった。業界別にみると、2016年度大学卒業生が卒業半年後の時点で自分で起業している場合、教育業に携わるケースが最も多く、小売業がそれに続いた。卒業半年後に自分で起業する人の月収は平均5388元(1元は約16.3円)、卒業半年後のサラリーマンの月収より約1千元高かった。

〇2016年度大学卒業生による起業の理由の内訳

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