

日本の菅義偉官房長官は21日、東京で記者会見を開き、2019年に日本で開かれる主要20ヶ国・地域首脳会議(G20サミット)を大阪市で開催すると発表した。
同サミットの日本での開催は今回が初となり、安倍首相が総合的に判断し、最終的に開催地を大阪に決めた。具体的な日程は決まり次第発表される見通し。
菅官房長官は、APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議を開催した実績のほか、ホテルの部屋数や警備などが大阪が選ばれた理由だとし、G20財務相・中央銀行総裁会議の開催地には福岡市が選ばれたことを明らかにした。
大阪府の松井一郎知事は同日の記者会見で、「大阪市と経済界の協力を得て、早急に準備組織を立ち上げたい。会場は現時点で人工島の咲洲にあるインテックス大阪を予定しており、開催時期は来年6月下旬から7月上旬の間になるとみられる」とした。
大阪府と大阪市は昨年11月、外務省に咲洲のインテックス大阪を会場とする開催プランを提出。大阪サイドは開催地となることで国際的知名度が上がり、2025年国際博覧会の誘致にプラスになるとして、日本政府に働きかけていた。
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