
日本人が好んで食べるウナギ。毎年11月から翌年4月まで、ニホンウナギの稚魚・シラスウナギ漁のシーズンとなる。ところが、今年はシラスウナギが深刻な不漁に陥っており、漁獲量は過去最低。そのため取引価格が高騰し、ウナギ料理が多くの人にとって手の出ない高級料理となってしまう可能性もある。
鹿児島県では、漁解禁後15日間の漁獲量がわずか0.5キロ。宮崎や静岡なども不漁で、やはり前期の1%程度となっている。水産庁によると、2016年は11、12月の2ヶ月間で約6トンのシラスウナギが国内の養殖池に入れられたが、今期はまだゼロ。シラスウナギの投入の遅れから、ウナギ不足が生じる状況は避けられそうにない。
人工養殖ができないため、高価なシラスウナギは、「白いダイヤ」とも呼ばれる。不漁だった2013年度は、5.2トンと集計開始以来の最低となり、1キロ当たり248万円だったが、ここ数年は捕獲量が回復し、取引価格も1キロ当たり109万円ほどで落ち着いていた。ところが、今年は前代未聞の大不漁で、その価格は当然高騰。ウナギの値段が上がるのも必至で、「高級料理」になってしまうのではという多くの人の不安が現実となってしまいそうだ。
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