
1

1
南海鲜北酸菜
国人口味偏好沿长江划分
オンラインショッピングモール・天猫(Tmall)がこのほど発表した「インスタント麺・味マップ」によると、2018年通年で、4千万人が6億個以上のインスタント麺を胃袋におさめた。消費量上位10都市は順に、上海、北京、杭州、深セン、広州、武漢、南京、蘇州、重慶、鄭州だった。

10年前と比較すると、インスタント麺のフレーバーについては選択肢がかなり増えた。香菜(パクチー)味、塩漬け卵黄味、トマト卵炒め味などのような「入門レベル」から、ザリガニ味、酸味と辛みをきかせたホルモン味、鶏の紹興酒漬け味、さらにはチーズ味のように変わった「アップグレードレベル」にいたるまで、インスタント麺のさまざまなフレーバーは、「ない味はない」と言えるほどバラエティに富んでいる。
だが、これらのニッチな味のほか、昔からの主流である「海鮮味」と「老壇酸菜(青菜の古漬け)」味は、やはり、中国人がインスタント麺を選ぶ際の第一の選択肢となっている。地域分布で見ると、長江が「南の海鮮、北の酸菜」という南北の味の好みを分ける境界線となっている。

1
掉队到回暖
方便面一直在“努力”
1958年に誕生したインスタント麺だが、ここ数年間は思うように販売量を伸ばせていなかった。世界インスタント麺協会のデータによると、2014年、中国インスタント麺市場の販売量は444億個に達したが、2015年から徐々に減少に転じ、2016年には385億2千万個とさらに落ち込んだ。だが、2018年に入ってから、中国インスタント麺市場の販売量は回復を遂げ、2019年には2014年のレベルまで回復すると予想されている。
インスタント麺市場が回復した背景には、インスタント麺のフレーバーの革新や、「顔面偏差値」の強化といった業界の「努力」があり、若者たちの心を捉えたことで市場の回復が実現した。企業側も、若者のインスタント麺を食べる時の「儀式感」やソーシャルメディア文化において、多くの点で開拓を試みた。

データによると、インスタント麺消費者のうち、「95後(1995年から1999年生まれ)」が多数を占め、うち70%は女性だった。今後、「インスタント麺を作ることができる」が、結婚相手に求める新たな必須技能の一つになり得るかもしれない。
おススメ
本微信号内容均为人民网日文版独家稿件,转载请标注出处。

