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【中日双语】日本象印保温杯策略失灵?

【中日双语】日本象印保温杯策略失灵? 人民网日文版
2020-01-03
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导读:「人が中年になるのはやむないこと、保温ボトルにクコの実を浮かべ(て栄養を摂取し)よう」。これは戯れ歌だが、保温ボトルが今や多くの人にとって日常生活の必需品であることは間違いない。

  人到中年不得已,保温杯里泡枸杞,虽是一句调侃,但对不少人来说,保温杯已经成了日常必备。照理说保温杯“大佬”日本象印应该在销售额上节节攀升,但现实的情况却恰恰相反。当地时间25日,日本保温杯制造商象印魔法瓶发布了2019财年的财报,由于中国需求的下降,此前盈利能力堪称一绝的象印似乎陷入困境。

据日经中文网报道称,2019财年象印净利润同比减少8%至40亿日元,销售额减少7%至791亿日元,其中象印在中国的销售额大幅减少了27%,在日本国内象印销售额也减少了2%。由于面向跨境电商和访日外国人的销售陷入低迷,虽然面向日本人的高价位电饭煲的销售实现了增长,但并未能弥补象印整体的减幅。数据显示,象印2019财年营业利润减少了13%至54亿日元。

日本紙「日本経済新聞」の中国語版サイトによれば、象印の19年度の純利益は前年比8%減少して40億円になり、売上高は同7%減少の791億円だった。中でも中国での売上高は27%も大幅に減少し、日本国内の売上高も2%減少した。越境ECと訪日外国人の売り上げの低迷に直面した象印は、日本人向けの高級炊飯器は売り上げを伸ばしたものの、それで全体の減少幅を補うことはできなかった。データによれば、19年度営業利益は同13%減少の54億円だったという。

智能电饭煲和保温杯是象印的王牌产品。据了解,2018财年的数据显示,当年象印营收的63%来自电饭煲等厨房家电产品,31%来自不锈钢保温杯等生活用品。而在“高品质”的招牌之下,象印的产品也大多比当地企业的产品价格更高。过去数年间,象印产品几乎是中国旅客赴日游“必买清单”上的常客。

スマート炊飯器と保温ボトルは象印の看板商品だ。18年度のデータでは、営業収入の63%が炊飯器などのキッチン家電、31%がステンレス保温ボトルなどの生活用品によるものだった。「高品質」を売り物にする象印の製品は、他の多くの日本メーカーより価格が高い。過去数年間、象印は中国人観光客が日本旅行で「買うべき物リスト」のほぼ常連だった。

象印的高光时刻出现在2015年,那一年象印的净利润达到了63亿日元,比去年同期增长68%,创下了历史新高。而在外国游客赴日扫货的带动之下,象印销售额也同比增长了17%,达到897亿日元,同样创下历史纪录。

象印のピークは15年で、純利益は63億円に達して、前年比68%増加して、過去最高を更新した。また訪日外国人観光客の「爆買い」に牽引されて、売上高も同17%増加して897億円に達し、こちらも過去最高を更新した。

但2016年,象印就走上了下坡路。财报显示,象印那一年的销售额微减到892亿日元,值得注意的是,在当时的财报发布会上,象印社长市川典男提到了一个关键的数据,即2016财年免税店的销售额为19亿日元,几乎比上财年的36亿日元减少一半。

しかし16年になると、象印は坂道を下り始めた。同年の決算によると、売上高は892億円に微減した。注目されるのは、市川典男社長が当時の決算報告会で重要なデータに言及したことだ。それは16年度の免税店売上高が19億円で、前年度の36億円の半分に減少したというデータだった。

“从爆买恢复了正常”,这是市川典男给出的评价。而这样的评价也透露出一个问题——免税渠道及其背后的访日游客很可能是象印十分依赖的一个存在。

「爆買いから通常に戻った」というのが、市川氏の説明だ。この説明から、象印が免税ルートとその背後に存在する訪日観光客に相当依存していた可能性が高いことも浮かび上がった。

据了解,在象印的海外营业收入中,占到约4成的中国是其最大的市场。但近两年,在中美贸易摩擦及人民币贬值等影响之下,中国游客在日本的购物势头开始下滑。2019年年初,日本观光厅的统计数据显示,2018年访日外国游客达到3119万人,旅行消费约4.5万亿日元,均创历史新高。中国游客人数依旧稳居第一,但在人均消费额上,2017年居首的中国大陆却跌至第四位。比起“爆买”,中国人的旅行方式也发生了转变,比如更注重体验。

象印の海外営業収入をみると、約4割を占める中国が最大の市場だ。しかしここ2年ほどは、中米貿易摩擦や人民元切り下げの影響により、中国人観光客の日本でのショッピングは勢いに陰りが出始めている。19年初めに日本の観光庁がまとめた統計データでは、18年の訪日外国人観光客は3119万人に達し、観光消費は約4兆5千億円で、ともに過去最高だった。中国人観光客の数が引き続き1位だったが、1人あたり平均消費額をみると、17年にトップだった大陸部が今は4位に後退している。中国人の旅行スタイルにも変化が生じ、「爆買い」よりも体験をより重視するようになった。

“爆买”现象的退潮让日本企业变得忧心,象印便是其中一个。但这种下滑或许并不仅仅只是因为访日游客的消费问题,在海外市场上,象印并不是一家独大,其最大的竞争对手虎牌魔法瓶也在加速进军海外。亚马逊中国2017年的跨境网购趋势报告中,虎牌保温杯便位列第一。而这也从侧面反映出了象印的另一个弱点——尚未踏足电商。

「爆買い」現象が減退することに対して日本企業は懸念しており、象印もその中の1社だ。しかし減少傾向は訪日観光客の消費の変化だけが原因ではなく、象印が海外市場で圧倒的シェアを持つ存在ではないこと、最大のライバルのタイガー魔法瓶株式会社が海外進出の歩みを加速させていることも考えられる。アマゾン中国の17年越境ネット通販トレンド報告では、保温ボトルでタイガーがトップだった。これは1つの側面から、ECにまだ進出していないという象印の弱点の1つを映し出してもいる。

也是在这样的背景之下,对于2019财年的财报,市川典男提到,“由于担忧低价销售,迟迟没有涉足电商网站也产生了影响”。因此象印预计将在中国涉足电商,同时推出新产品。与此同时,象印预计2020财年销售额将同比增长2%,达到805亿日元,营业利润增长1%,达到55亿日元。

このような背景の中、市川社長は19年度決算について、「低価格で売られることを懸念したため、ECサイトになかなか足を踏み入れなかったことが影響した」と指摘した。そこで象印は中国でECに進出すると同時に、新製品を売り出す計画を立てている。また20年度の売上高を前年比2%増の805億円、営業利益を同1%増の55億円にするとの目標を掲げた。

值得注意的是,如今的象印已经不止发力中国市场。2019年2月在德国法兰克福举行的全球最大规模日用品展销会“Ambiente”上,已经缺席了16年的象印再度回归,而象印此举也是为了进入欧洲市场。此外,印度也是象印的潜在市场之一。

注目されるのは、今の象印が力を入れているのは中国市場だけではないことだ。19年2月にはドイツ・フランクフルトで開催された世界最大規模の消費財見本市「アンビエンテ」に16年ぶりに出展し、欧州市場進出の足がかりとした。またインドも潜在的な市場の一つだと考えられる。

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