由“钻石公主”号邮轮引发的新冠疫情在日本扩散的消息，让日本成为国际社会瞩目的焦点国家之一。
猝然到来的新冠疫情对日本经济发展带来了不小的影响。日本财务省2020年2月19日公布的1月份贸易统计初值（以通关为准）显示，面向主要国家和地区的出口与上年同期相比齐齐下滑。2月起新型冠状病毒肺炎疫情的蔓延则使之雪上加霜，或将造成日本贸易进一步萎缩。支撑生产的日本国内设备投资动向迟缓，消费税上调后消费低迷加之新冠肺炎导致访日外国游客减少，日本经济的停滞感日益明显。
新冠疫情对于日本来说，是重大公共卫生危机，从以下几个方面来看，可以说是“危”中有“机”。
新型コロナウイルスは日本にとって公衆衛生上の重大な危機だが、以下のいくつかの面で「危機」の中に「チャンス」があると言えるかもしれない。
首先，对于日本外交来说是一次转机。新冠疫情发生后，日本各界友好人士踊跃向中国援助各种抗疫物资，特别是“山川异域，风月同天”这句暖人心底的诗句，更是感动了无数中国人。传染病没有国界，在重大公共卫生安全面前，只有中日紧密携起手来，共克时艰，合作勇敢应对传染病，才是中日作为东亚区域的两个大国，向国际社会做出的负责任之举。日本作为在科技与医药卫生领域掌握世界领先技术的大国，应该在此次新冠疫情中临危不乱，争分夺秒集聚一流科研人员研发防治新冠病毒的疫苗，并在力所能及的范围内，与中国共享治疗疫病的技术与经验。
まず、日本外交にとって転機となる。新型コロナウイルスの発生後、日本各界の中国に友好的な人々は中国に様々な物資を支援した。特に「山川異域、 風月同天（山川域を異にすれども、風月天を同じうす）」という心温まる詩句は、無数の中国人を感動させた。伝染病に国境はない。重大な公衆衛生上の安全を前に、中日が緊密に連携し合い、共に困難を克服し、共に勇敢にこの伝染病に対処することこそが、東アジア地域における2つの大国として、国際社会に責任を負う行動だ。日本は科学技術と医薬・衛生分野で世界をリードする技術を有する大国として、今回の新型コロナウイルスの危機においても乱れることなく、一分一秒を争って一流の研究者を集め、新型コロナウイルスのワクチンを開発し、力の及ぶ範囲で、中国と治療の技術とノウハウを共有するべきだろう。
作为东北亚地区重要国家，韩国在本次疫情中也未能幸免。在刚刚过去的周末，韩国激增398例新冠肺炎病例，仅仅两天增幅达195%。
北東アジアの重要国である韓国も、新型肺炎の影響を免れることはできなかった。先週末、韓国では感染者が一気に398人増え、わずか2日間で195％増加した。
在重大疫情面前，中日韩三国可以在防控重大传染病方面加强合作，本身也是为中日韩合作框架增添重大内涵。而中日韩三国领导人在2019年12月中国成都举行会晤时，就提出未来要在疾病防控领域加强合作的意向，此次新冠疫情的爆发，为中日韩在防控重大传染病领域提供了重要合作可能。
感染拡大という重大な事態を前にして、中日韓3ヶ国は重大な感染症対策の面で協力を強化することができる。そのこと自体が、中日韓協力の枠組みに重大な意味を添えることにもなる。中日韓首脳は2019年12月に中国・成都で会談した際、今後疾病対策分野で協力を強化する意向を示した。今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、重大な感染症への対策における中日韓協力に重要な可能性をもたらした。
其次，2020年对于日本来说是体育外交年，东京奥运会与残奥会要接连举行，新冠疫情给安全顺利举办奥运会带来了巨大考验。
次に、日本にとって2020年はスポーツ外交の年であり、東京オリンピックと東京パラリンピックを安全かつ無事に開催するうえで、新型コロナウイルスは大きな試練となる。
围绕2020年夏季的东京奥运会，预计可能会有100个国家的元首、首脑级人物出席7月24日的奥运开幕式，日本政府已经于2月23日全面开启准备工作。这对于日本来说，将是一次盛况空前的“奥运外交”。“奥运外交”不仅能展示日本风光、文化、饮食、历史之美，而且还是展示日本各项基础设施（包括住宿设施）、交通管控、安全保卫、医疗保健等为奥运而配套的一系列措施是否为一流的绝好机会。而“奥运外交”能否顺利成功举办，将倒逼日本政府在全力应对各种传染病防治（包括新冠肺炎）方面下狠功夫，同时全力防控传染病，也能顺势对日本社会与经济的发展形成某种倒逼压力。因为“压力就是动力”。
2020年夏の東京五輪開会式（7月24日）には、100ヶ国の元首や首脳レベルの人々が出席する見通しだ。日本政府はすでに2月23日に準備作業に入った。日本にとって、これは空前の「オリンピック外交」となる。「オリンピック外交」は日本の風景、文化、食、歴史の美を示すだけでなく、宿泊施設なども含めた各種インフラ、交通管理、安全、医療・保健といったオリンピックをめぐる一連の措置が一流であるかを示す絶好の機会でもある。そして「オリンピック外交」を成功させられるかという命題によって、日本政府は様々な感染防止対策（新型コロナウイルスによる肺炎を含む）で力を尽くすよう迫られている。それと同時に、全力で伝染病の予防・抑制に当たることは、その自然な流れとしてある種のプレッシャーとなり、日本社会と経済も発展を迫られることになる。「プレッシャーは原動力でもある」からだ。
又次，新冠疫情将是检验日本发达的科学技术的一次大考，同时也将推动日本医疗技术向前更进一步。毋庸置疑，日本已经是一个科学技术发达国家，在许多先进技术领域，日本都领先于世界。而新冠疫情，这个突然到来的“新对手”，也是对日本发达技术的一次大考。日本可以趁此次疫情，加大国内各个一流科研机构与大学的联合攻关与合作力度，科学调配一流科研人员与大学教授的积极性，促使他们尽快分析出病因与疾病源头，并尽快研制出战胜新冠病毒的疫苗与良药，并能以为国际社会负责的姿态，与国际社会共享疫病研判经验与攻克疫病研制结果。疫情就是重大推动力，人类社会的每一次重大疫情，都反而加速推动了战胜疫情的疫苗与良药的出现。
また、新型コロナウイルスは日本の進んだ科学技術にとっても大きな試練となると同時に、日本の医療技術をさらに前進させることにもなる。日本がすでに科学技術先進国であり、多くの先進技術分野において世界をリードしていることは間違いない。だが新型コロナウイルスという突如訪れた「新たな敵」は、日本の先進技術にとっても大きな試練だ。日本は新型肺炎対策を機に、国内の一流の研究機関と大学が共同で難関攻略にあたる協力を強化し、一流の研究者と大学教授の積極性を合理的に引き出し、病因と疾病源を分析させるとともに、ワクチンと良薬を早期に開発させ、国際社会に責任を負う姿勢で、その疾病の検討判断経験と疾病克服のための研究成果を国際社会と共有することができる。感染症の拡大は重大な推進力であり、人類社会は大規模な感染症拡大に直面するたびに、それに打ち勝つためのワクチンと良薬の開発をかえって加速させてきた。
在疫情面前，国与国之间的合作与友谊弥足珍贵，国与国的之间的守望与相助，就是最“有情”的纽带。相信日本能战胜疫情带来的不便，顺利推进2020年奥运会的举办。
感染症拡大を前に、国家間の協力と友情は非常に貴重であり、国と国が助け合うことは最も「情がある」ことを示す絆だ。日本が感染拡大による不都合を克服し、東京五輪を無事開催できることを信じる。
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