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【新型コロナウイルスに向き合う--中国にとどまる日本人】オンライン授業に取り組む日本語教師

【新型コロナウイルスに向き合う--中国にとどまる日本人】オンライン授業に取り組む日本語教師 人民网日文版
2020-03-02
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导读:春節(旧正月、今年は1月25日)前後から急速に感染が広がった新型コロナウイルス。中国各地で春節休暇が延長され、学校は新学期開始を遅らせたり、オンライン授業に切り替えるといった対策がとられている。









 春節(旧正月、今年は1月25日)前後から急速に感染が広がった新型コロナウイルス。中国各地で春節休暇が延長され、学校は新学期開始を遅らせたり、オンライン授業に切り替えるといった対策がとられている。企業や工場も営業や操業開始時期の延期やテレワークへの切り替えを行い、2月下旬からは段階的に出勤や操業も始まっている。人民網ではこうした状況の中、中国で生活や仕事を続けている日本人を取材し、彼らの目を通して新型コロナウイルス影響下での日々を紹介していく。



















大学の日本語教師 田中恵子さん


「ネット上とはいえ、授業ができることのありがたさを感じている」


 北京にある大学で日本語教師をしている田中恵子先生(仮名)は、大学の授業がある学期中は北京に単身赴任しているが、新型コロナウイルス感染の発生と流行の影響を受け、現在は自宅のある天津市で学生たちにオンライン授業をする毎日を送っている。


初のオンライン授業に挑戦

 田中先生の勤める大学では新学期開始の延期は行われずに、オンライン授業に切り替えて授業を始めることになったため、教師たちは2月上旬からその準備に追われた。大学側は大学ネットワーク内にあるオンライン授業用のソフトを使用して授業を行うという方針だったが、田中先生はまず大学ネットワークの「大海原」で迷ってしまい、ソフトと大学ネットワークとの「繋がり」をなかなか見いだせず、そしてソフトの使い方も習得が必要と、その準備作業は困難を極めたという。さらにいざ授業は始まったものの、サーバーの容量が十分でなかったせいか、最初の2日間は、3回ほど停止してしまい、授業が続行不可能になるトラブルにも見舞われた。


四苦八苦の教師 授業再開喜ぶ学生

 田中先生自身は普段からパワーポイントや動画を使った授業を行っていたこともあり、パソコンを使った教材作りは比較的手慣れていたとはいえ、オンライン授業用のソフトに合わせた教材づくりにはかなり時間を要しているという。当然ながら使い慣れていない教師はさらに苦戦を強いられているそうで、結局オンライン授業用のソフトを使いこなせず、微信(WeChat)やビデオ会議アプリなどを利用し、授業を進めている教師も少なくないという。

一方学生たちは、勉強熱心な学生が多く、オンラインでも授業が受けられて嬉しい様子だという田中先生。ただネット環境が十分ではない状況の学生たちはなかなか大変なようだ。なかにはスマホしか持たずにネット環境が整っていない地方の親戚を訪ねていたところ、そのまま足止めされてしまった学生もおり、ネット環境や学習環境に格差が生じているため、田中先生は授業開始前にアンケートを行い、そうした環境の格差にも配慮しながら授業を進めている。

オンライン授業のキャプチャ画面(写真提供・田中先生)


オンライン授業なりの素晴らしさも発見

 このように教師も学生も一定の不便さを強いられているオンライン授業ではあるが、「ネット上とはいえ、授業ができることのありがたさを感じている」と田中先生。そして実際、オンライン授業を経験したことで初めて、「オンライン授業は語学の授業には向かないのではないか」というこれまでの考えが変わったという。田中先生はこれまで授業で学習者同士が学び合う「協働学習活動」や「アクティブ・ラーニング」などの教室活動を実践しており、それらをオンライン授業で実践するためには更なる工夫も必要だが、学習者が異なる場所にいるからこそ、「インフォメーションギャップ(情報格差)」を利用した教室活動や「SHOW&TELL(何かを見せながら話す)」といった活動がより行いやすいことを今回発見できたという。


家族や愛猫と一緒で得られた安心感


 普段は北京に単身赴任のため、田中先生の生活は不規則になりがち。そのため今回、天津に滞在中の長期休暇中に自宅待機になったことを、「不幸中の幸いだった。夫やすでに高齢な義理の両親を心配せずにすみ、何か起きてもそばにいることができるから」とした。また自宅には愛猫もおり、外出できない日々でも精神的な安心感を得られているという。

田中先生から武漢と中国の皆さんへの応援メッセー

 お亡くなりになった皆様のご冥福をお祈りします。医療関係者でお亡くなりになった皆様、私たちを助けるために申し訳なかったと思います。ご家族の皆様の悲しみが癒えますように。発症されて今も病床にいる方の1日も早い快復を望みます


在华日本人的战“疫”故事:变身“十八线主播”的大学教师

——疫情中,那些坚守在中国的日本人(2)


“每当太阳升起,我们理所当然地告别昨日,理所当然地怀抱今日,理所当然地迎来明日。”2020年突如其来的疫情却打破了这一切的理所当然。但擅长应变与学习的智慧人类总有办法转危为机,经过初期的无措后,人们迅速调整:学校延期开学,改为网上授课;众多企业开始远程办公;“云”娱乐、“云”健身跟着火了起来。

生活和工作环境骤变的中国,日本人又是如何看待这场中国战“疫”并参与其中呢?本期,在华日籍大学教师田中惠子讲述了自己的战“疫”故事。

田中惠子(化名)是北京一所大学的日语老师,她的家在天津,原本每个学期开学后她独自一人住在北京。然而2020年的新学期,受新冠肺炎疫情影响,她只能留在天津家里。不过这并不影响她的工作,因为她像其他老师一样,开始了网上教学。

万事开头难

田中惠子老师任职的大学,新学期如期开课并未延迟,只是改成了“云”授课。接到通知,老师们从2月上旬起就马不停蹄地开始准备。学校规定老师们要连接校内网,使用学校的在线授课软件开展教学。一上来,准备工作就难住了田中老师——先是迷走在校内网;好容易搞清楚了校内网,软件又连不上;终于收拾好了软件,又不会用,还要研究用法。在网络授课开始的头两天,不知是不是服务器容量的问题,课程中断了三次……困难接踵而至,一切都要从头开始。

“云授课”的新挑战

田中老师在日常授课中经常使用PPT、视频等电子化教学方式,比较熟悉用电脑制作教材,但即便如此制作一套适合在线授课软件的教材也相当耗时,更不要说平时惯用传统教学方式的老师们了。很多老师经过一番“苦战”还是无法熟练进行网络授课,最终迫不得已转战了微信、视频会议软件等。

相较于老师的苦,爱学习的学生们倒是对能够继续上课不胜欢喜,即便是网络授课。只是个别学生受网络条件限制,上课要颇费一番周折,比如就有学生过年只带手机去了偏远的没有网络的亲戚家,又因为疫情不得不留在那里。考虑到网络环境和学习环境的差异,田中惠子老师细心地在授课开始前做了问卷调查,了解每个人的情况,在照顾到学生环境差异的基础上进行授课。

“云授课”的新发现

虽然网络授课给老师和学生多多少少带来了这样那样的不便,但田中老师觉得能继续上课就是幸运的。不仅如此,网络授课还改变了田中老师的固有想法。“我以前认为在线教学的方式不适合语言学习,现在实际经历过后,想法发生了改变。”

田中老师之前在自己的课上开展过多种教室活动的实践,如学习者相互学习的“协同学习活动”、“主动学习(active learning)”等。现在要把这些活动搬到线上着实要费一番功夫,但也正是这次疫情使得学习者身处各地,创造了运用 “信息沟(information gap)”的机会,从而让教室活动及“SHOW&TELL(展示并介绍)”活动得以更加顺畅。

疫情中的安心源自家人和爱猫的陪伴

以往,田中老师都是一个人在北京工作,生活很容易不规律。这次疫情把她留在了天津的家里。“这是不幸中的万幸。因为一家人在一起,不再需要惦念丈夫和年事已高的公婆,不管发生什么事都能陪伴在他们身边。”

田中老师还是一名“铲屎官”,在不能出门的这段日子里,爱猫给了她很大的精神安慰,让她收获了满满的安心感。

田中老师寄语武汉及中国人民

田中老师在采访的最后,还为武汉及全体中国人民送上了感谢与祝福。

“我衷心为不幸离世的逝者们祈福。特别是殉职的白衣天使,你们为了帮助我们而牺牲,希望你们的家人能走出悲伤。同时也希望罹患肺炎的人们早日康复。”

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