桜が咲く3月は、ピンクに染まる春色の季節。そんな年に1度の花見シーズンが各地で到来している。ここでは中国国内各地の桜の名所をピックアップ。各地の桜の美しさに浸ってみよう！
郷村振興を促す美しい桜の景色 貴州省安順
貴州省安順市西秀区黄臘郷桜花園は、総面積約670ヘクタールに達し、2011年から桜の植樹をスタートしている。今年に入り、貴陽市や安順市から同園を訪れた観光客は3万人を上回っている。現地では、「協同組合+商店+雇用」というスタイルで周辺郷村の経済発展をけん引し、来園客の対応や清掃業務、緊急管理など園内での数十件に上る雇用ポストを提供し、郷村振興を大々的に促進している。
今年も桜が満開に 福建省竜岩市
福建省竜岩市永福鎮台品桜花茶園の桜の花がほころび始め、満開の時期を迎えている。茶畑の間を走る十里の道は、ピンク色の花に包まれ、この上なく美しい。永福鎮の桜は主に中国紅や寒緋桜、雲南桜、染井吉野、牡丹桜、福建山桜などの42品種で、毎年1月下旬から3月中旬にかけて開花する。
中山公園の桜花大道で桜を観賞 山東省青島
山東省青島市にある中山公園は市民の花見と散策にうってつけの場所だ。園内にある全長660メートルの桜花街の両側には多くの桜の木が植えられている。そこに立つと、まるでピンク色のおとぎ話の世界にいるような感覚を味わうことができる。
鶏鳴寺路の桜並木が満開に 江蘇省南京市
江蘇省南京市ではこのところ桜が次々と開花時期を迎えており、多くの市民や観光客が花見に出かけ、春ならではの美しい風景を愛でている。
この春は顧村公園で花見はいかが？ 上海市
昨年の今頃、上海市宝山区の顧村公園は、コロナ感染拡大のため閉園が続いており、市民は「クラウド花見」をせざるを得なかった。1年経った現在、すでにいくつもの花がほころび始めている。「2021年上海桜まつり」は、同園で、3月12日から4月12日まで開催されている。
桜満開の春景色 貴州省貴安新区
貴州省貴安新区紅楓湖畔にある桜花観光園の広大な桜園では、桜が次々と満開となり、多くの観光客が鑑賞に訪れている。
2021年「無錫太湖黿頭渚国際桜祭り」が開幕 江蘇省
2021年「無錫太湖黿頭渚国際桜祭り」が3月10日に開幕し、5日5日まで開催される。江蘇省無錫市にある黿頭渚景勝地は、夜桜鑑賞園遊会イベントを打ち出し、夜桜鑑賞のためのイルミネーション効果を大幅にグレードアップしている。また、桜の谷では、デジタルメディア技術や音楽、ダンスを活用して、全く新しいタイプのハイテク娯楽インタラクティブ体験プログラム「桜の夜」を打ち出し、全方位型で多次元の視聴覚体験を観客に提供している。
武漢のサクラサク！新型コロナウイルス去り、花見を楽しむ人々 湖北省
2月27日、武漢東湖桜花園で桜が開花した！園内には約17ヘクタールの桜の園があり、数万株の桜が2月末から3月末にかけて、早咲きの桜から順番に開花していく。
人々を酔わせる春の暖かさと美しい花々 湖南省常寧
湖南省常寧市羅橋鎮廟山村桜花園では初春を迎え、約2平方キロメートルに広がる桜の花が春の暖かな日差しを受けて艶やかに咲き誇り、一面の美しい桜色が大地に春の彩りを添えていた。
快晴の北京、春の暖かさで花が咲き乱れる玉淵潭公園
北京の気温は、今後数日間で、だんだん暖かくなる見込みで、土曜の最高気温は16度を上回ると予想されている。春の暖かさで花が一斉に咲き誇り、玉淵潭公園の早咲きの桜は、すでに12日から咲き始め、今月中旬から下旬にかけて見頃となり、三分の一以上の桜が開花すると見られている。
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