明らかになった公式情報によると、宇宙飛行士らは神舟13号で軌道上で複数の任務を遂行する。例えばロボットアームのサポートによるモジュールの回転やリモコン操作などの宇宙ステーション組立・建設に関するキーテクノロジーの実証実験を実施する。2、3回の船外活動により、大小・2本のロボットアームのコンビネーションアダプタ及び懸架装置を設置する。宇宙飛行士の軌道上6ヶ月滞在の健康、生活、作業サポート技術のさらなる検証を行う。宇宙医学、微小重力物理領域などの科学技術試験と応用を行い、多様な科学教育活動を展開する。

（左から）宇宙飛行士の葉光富さん、翟志剛さん、王亜平さん。

画像は中国有人宇宙飛行弁公室が提供

「宇宙飛行士の先生」的存在の王さんが加入したことで、宇宙科学教育活動がさらに期待されている。中国有人宇宙飛行宇宙飛行士システムチーフデザイナーを務める中国宇宙飛行士科学研究トレーニングセンター研究員の黄偉芬氏によると、今回の任務では一連の科学教育と公益活動が体系的に企画されている。宇宙ステーションでの宇宙飛行士の日常生活や、宇宙ステーション特定技術、テーマ別科学知識、科学小実験、一連のテーマイベントなどのプランが立てられており、中国の宇宙ステーションの応用効果がより高いレベルで、最大限に発揮されるという。

「神舟13号」3人の宇宙飛行士が中国宇宙ステーションコアモジュールに移動

軌道上で半年滞在するということは、宇宙飛行士3人が初めて宇宙で年を越すことを意味する。黄さんは取材に対し、「宇宙飛行士のための餃子も用意されている。さらに年越しの時に着る物についても心配りをしてくれた」と語る。

また王さんは、「旧暦の大晦日の夜には乗組員3人も皆さんと一緒に年越しする予定。新年を祝うメッセージを宇宙からもいち早く祖国と皆さんに届けたい」と語った。

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