雲南省西双版納傣(シーサパンナ・タイ)族自治州景洪市嘎棟街道(エリア)干借村の村民・者大さんが栽培しているドリアンの木に実がなり、最近食べ頃を迎えた。専門家やドリアンが好きな人から、その品質が高く評価されている。

者大さんが栽培しているドリアン(写真提供・嘎棟街道弁事処)。
各種果物の栽培技術を熱心に研究する者大さんは2019年7月に、ドリアンを自宅の庭に植えた。そして、ネットを活用して育て方を学んだり、観察したり、交流を通して意見を交換したりして、ドリアンの移植、剪定、施肥、水やりなどのコツをつかみ、そのスキルを磨いた。

者大さんが栽培しているドリアン(写真提供・嘎棟街道弁事処)。
者大さんが丹精込めて世話した結果、ドリアンの木は今年1月に花を咲かせ、6個の実が成り、9月に食べ頃を迎えた。9月21日、嘎棟街道弁事処は、西双版納傣族自治州林業・草原局や数人の専門家、学者、ドリアンを栽培する農家を招き、景洪市で1本目となるドリアンの木になった実の収獲セレモニーを開催。さらに、それを剥いて、タイ産のドリアンとの食べ比べも行った。

ドリアンの花(写真提供・嘎棟街道弁事処)。
チェックを経て、者大さんが育てたドリアンの実は、果肉がぎっしりと詰まっていて香りに優れ、さっぱりと口当たりも良く、糖度は34%以上であることが分かった。甘味も、口当たりも優れており、専門家やドリアンが好きな人から、その品質を高く評価された。

収穫したドリアン(写真提供・嘎棟街道弁事処)。
ドリアンは気温と湿度が高く、日光が十分に当たる場所でしか育たず、その主な産地は東南アジア諸国に集中している。今回、干借村でドリアンの栽培に成功したことは、西双版納傣族自治州のドリアン産業を発展させることが可能である根拠となると期待されている。
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