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今年の大卒者の希望給与は6174元 実際は5429元

今年の大卒者の希望給与は6174元 実際は5429元 人民网日文版
2018-06-30
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导读:情報サイト・赶集網がこのほど発表した「2018年大学卒業生就職報告」によると、「95後」(1995年

    情報サイト・赶集網がこのほど発表した「2018年大学卒業生就職報告」によると、「95後」(1995年から1999年生まれ)として初めて社会人になる2018年の大卒者の希望する給与(月ベース)は平均6174元(1元は約16.7円)になるが、実際にもらえる金額は平均5429元にとどまるという。


 同サイトの調査研究データによれば、18年に卒業した95後が期待する給与は平均6174元で、1万元以上を希望する人は9.5%、8千元以上を希望する人は40%いた。

 これまでの大卒者と比較すると、今年は給与に対する期待がより高いといえる。だが実際に手にするのは平均5429元で、8千元以下が80%を占めた。ここから理想と現実の間には一定の開きがあることがわかる。

 同報告は、95後の大卒者は職業選択で何を中心に考えるかについても調査研究を行った。関連データをみると、給与水準と仕事のハードさが50%を超えており、重点的に考える要因であることがわかる。

 男性は給与、仕事のハードさ・プレッシャー、勤務時間の長短を特に重視し、女性は研修・指導、自分の能力がつりあった仕事かどうかを重視する。

 同サイトの調査研究データによると、働く場所の選択では、95後大卒者の42%が地元の都市に戻って働くことを選択し、58%が出身地以外の省・自治区・直轄市で働くことを選択した。

 出身地以外を選択した大卒者からみると、出身地以外の場所は働く機会が多く、キャリアアップの可能性が高く、経済発展ペースも速いという。地元を選択した大卒者は、地元には人脈がある、働く機会が多い、地元に戻った方が戻らない場合より生活にかかる圧力が小さくなることを理由に挙げる。

 同報告によれば、出身地以外にしろ地元にしろ、「機会」と「キャリアアップ」が95後大卒者の働く場所の選択におけるカギになる。両者を選択した大卒者には共通点があり、残業に対する態度をみると、80%近くが残業可とし、職場で努力することで自分の成長を遂げようと考える人が多い。

 また同報告によると、大卒者の中には仕事で全力を尽くして頑張りたいという人もいれば、気楽なプレッシャーのかからない生活をしたいという人もいる。こうした考え方の相違が、95後が地元で働くか、出身地以外で働くかを決定する重要な分かれ目になるという。

 大卒者からみると、どの産業が最も稼ぐことができるのだろうか。人手不足が最も深刻な産業は何だろうか。同サイトのデータをみると、企業の大卒者に対するニーズが大きい産業は、技術者・職人を必要とする産業、販売、外食産業、スーパー・百貨店・小売などのサービス型産業になる。

 同サイトの研究分析によれば、外食産業の人材募集は急増傾向がずっと続いており、企業の募集は主に南京、武漢、蘇州、深セン、広州、成都など南方の都市に集中する。外食産業では、深センの外食産業企業が95後大卒者に支給する給与の平均水準が最も高く、6623元に達する。次は上海の6431元、蘇州の5998元だ。

 外食産業だけでなく、販売や顧客サービスの人材も引っ張りだこだ。販売型人材を必要とする企業の人材募集数が多い都市は杭州、上海、深セン。顧客サービス型人材が必要な企業の人材募集数が多い都市は済南、上海、深センとなっている。

 同報告の分析では、「大都市は基礎的サービスの人材ニーズが大きく、新一線都市が基礎的サービス人材育成の重要な拠点になりつつある」という。

 販売型人材の給与水準を見ると、杭州、上海、深センがトップ3に並び、杭州が8074元、上海が7795元、深センが7315元だった。顧客サービス型人材の給与水準は済南が6591元で他都市を大幅に上回り、上海の5759元、深センの5338元が続いた。


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