
「エレベーターに乗って宇宙に行く」と聞くと、SF小説の話のように感じるかもしれない。実際、「宇宙エレベーター」構想のコンセプトは、中国のSF作家・劉慈欣氏の作品「三体」や英国のSF小説「楽園の泉」にも登場している。
日本の研究者は現在、SFの世界を現実に変えようと努力しており、今月にもミニチュア版宇宙エレベーターの実証実験が行われる。これは世界で初めてとなる宇宙空間でエレベーターを稼働させる実験となる。実験はミニチュア版エレベーターで行われるが、もし宇宙空間での稼働に成功すれば、構想実現の最初の一歩を踏み出すことになる。
実証実験を進める科学研究チームの目標は、宇宙エレベーターを2050年までに完成させることだ。このエレベーターには最大30人まで乗ることができ、地上を出発して8日後に高度3万6千キロメートルまで上昇することで、地上から3万6千メートル離れた空間での宇宙旅行を実現する。
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