国務院新聞弁公室は20日の記者会見で、9月3日に行われる軍事パレードについて次のように説明した。
今回の軍事パレードは「閲兵式」と「分列式」の二段階で実施され、所要時間は約70分。45の方(梯)隊が編成される。
閲兵式の段階では、受閲部隊が長安街に布陣され、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)による観閲を受ける。
分列式の段階では、空中護旗梯隊、徒歩方隊(正方形の隊列)、戦旗方隊、装備方隊、空中梯隊の順に天安門広場を通過する。
今回の軍事パレードでは複数の「初」が実現する。
今回の軍事パレードは、中国式現代化の全面的推進が新たな道のりに入ってから初となる軍事パレードであり、建軍百年に向けて奮進する人民の軍隊の新たな姿が示される。
今回の軍事パレードでは、党旗・国旗・軍旗による先導の下、受閲方隊が軍旗や武装警察部隊旗を掲げて一斉に姿を現す。これは中国の軍事力構成の新たな布陣を軍事パレードの中で初めて集中的に示すものとなる。
登場する兵器・装備は、いずれも国産の現役主力装備から選定されており、初登場の新型装備が大きな割合を占める。
陸上・海上・航空機配備型戦略兵器、極超音速精密攻撃兵器、無人・対無人兵器の一部は初めて対外的に公開される。
空中梯隊は、先進的な早期警戒指揮機、戦闘機、爆撃機、輸送機などで構成され、中国軍の現役主力機種をほぼ網羅している。多くは注目される主力装備のスター機種であり、一部は初めて公開され、中国の航空戦力の飛躍的発展を存分に示すものとなる。

関係責任者によると、今回の軍事パレードに登場する兵器には以下の特徴がある。
(1)新型の第4世代兵器が主体。例えば、新型の戦車、艦載機、戦闘機などを中心に、作戦モジュール単位で編成。これにより、中国軍の体系的作戦能力が示される。
(2)陸上・海上・航空機配備型の無人スマート兵器及び対無人兵器、サイバー・電子戦などの新型の戦力が登場。例えば、新型の無人機精密誘導兵器、電子妨害システム等が登場。これにより、中国軍の新たな作戦領域における新たな質の戦力が示される。
(3)極超音速兵器、防空・ミサイル迎撃、戦略ミサイルなど先進兵器を集中的に公開する。これにより、中国軍の強大な戦略的抑止力が示される。
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